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李大統領「評価は歴史に委ねる」=退任控え演説

記事一覧 2013.02.19 16:45

【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は19日、来週の退任を前に演説を行い、「現政権に対する評価は全て歴史に委ねる」との考えを示した。

 李大統領は、韓国が辺境の小さな国ではなく世界の中心国になったことは明確だとした上で、これからも前進していくだろうと述べた。

 また、「大統領としての義務は終わっても、国民の幸せのための名誉ある義務は続く。誇らしい大韓民国の国民として、われわれが愛する祖国のために小さなことでも奉仕できることがあればぜひとも取り組みたい」と強調した。

 身内や側近の不正事件については、「道徳的に汚点のない政府を切に望んだ。国民に心配を掛け申し訳ない」とあらためて謝罪した。

 2010年の韓国海軍哨戒艦「天安」沈没事件にも触れ、「いつか南北統一を迎えた日に犠牲者一人一人の名を呼びたい」と語った。

 新政権に対しては、より大きな大韓民国と国民の幸せのための大きな道を切り開くと信じていると期待を寄せた。

 退任後の計画については、花咲く季節に4大河川(漢江、洛東江、錦江、栄山江)に沿って、自転車で国内を回りたいと述べ、自身が進めた「4大河川整備事業」に対する変わらぬ思いを示した。

 李大統領は「偉大な国民と楽しく過ごし、痛みを分かち合い、共に仕事ができた5年間は私の人生で最も大変な時間だったと同時に有意義で輝かしい時期だった」と、任期を振り返った。

 hjc@yna.co.kr

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