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北朝鮮 EUの国連決議採択推進に警告「予測不能の結果招く」

記事一覧 2014.10.30 21:14

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮外務省は30日発表した報道官談話で、欧州連合(EU)が北朝鮮の人権侵害を非難する国連決議案採択を強行すれば、「予測できない結果を招く」と警告した。

 EUは北朝鮮の人権問題を国際刑事裁判所(ICC)へ付託するよう国連安全保障理事会に促す内容の決議案の草案作成を主導した。決議案は来月、国連総会第3委員会(人権)と国連総会で採択の手続きが行われる見通し。

 談話では北朝鮮が人権分野で国際的な対話と協力に向け誠意ある努力をしていると主張した。「われわれはEUの一方的行動で凍結されていた人権対話の推進や、国連特別報告者の訪朝問題を前向きに検討する度量を示した」と説明。「EUの人権担当全権代表の訪朝問題に同意し、国連人権高等弁務官事務所に技術協力を受け入れる意向も表明した」と述べた。

 北朝鮮の人権問題を担当する国連のダルスマン特別報告者は先ごろ国連本部で記者会見し、北朝鮮側が同氏の訪朝を認める可能性を示したと明らかにしていた。

ikasumi@yna.co.kr

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