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韓・UAE ハラル食などで協力拡大=朴大統領と皇太子会談

記事一覧 2015.03.05 19:29

【アブダビ聯合ニュース】中東4カ国を歴訪中の韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は5日午前(現地時間)、3番目の訪問国であるアラブ首長国連邦(UAE)でアブダビ首長国のムハンマド皇太子と会談した。両氏は両国の戦略的パートナー関係をさらに深化させるため、原発建設やエネルギー分野などのこれまでの協力を進めるだけでなく、保健・医療、食品・農業、文化分野などへ拡大する方策について協議した。

 両国政府は会談後、イスラム教徒向けの「ハラル」対応の食品、農業協力、文化院設立、第三国への共同進出、第三国への原発産業共同進出、税関相互支援協定の6分野で了解覚書(MOU)を締結した。 

 また青瓦台(大統領府)によると、朴大統領のUAE訪問を機に、協調融資やドバイ検診センター運営、油田開発技術、再生可能エネルギー共同研究など、両国政府や企業間で8分野のMOUが締結された。

 特にハラル食品に関するMOUは、2018年に1兆6260億ドル(約195兆円)規模になると予想されるイスラム文化圏の食品市場に進出する足がかりになったと、青瓦台は強調した。 

 青瓦台の安鍾範(アン・ジョンボム)経済首席秘書官は「わが国が締結する最初のハラル食品の協力事例」とした上で、「2017年までに韓国企業のハラル食品市場シェアを2倍に高めるという目標以上に拡大する可能性が高い」と述べた。 

yugiri@yna.co.kr

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