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「映画の舞台へ来て」 釜山が日本人の呼び込みに本腰

記事一覧 2015.03.29 09:10

【釜山聯合ニュース】韓国南東部・釜山の国際市場を主な舞台とする韓国映画「国際市場で逢いましょう」の日本公開を機に、釜山観光公社が日本人観光客の呼び込みに本腰を入れている。

 同公社は29日、映画のロケ地や釜山市内の名所をめぐる観光コースを開発したと明らかにした。

 1泊2日の観光コースでは、韓国最大級の水産市場であるチャガルチ市場、国際市場、光復路ショッピングストリート、東莱温泉などをめぐる。

 2泊3日のコースでは1泊2日のコースに加え、夜景を楽しみながらのヨット体験、パジョン(ネギのチヂミ)作り、マッコリ(韓国伝統の濁り酒)体験などが組み込まれている。

 「国際市場で逢いましょう」は朝鮮戦争後の激動の時代に家族のために献身する男性の人生を描いた作品で、韓国で観客動員数1400万人を突破した。国際市場は釜山の在来市場で、朝鮮戦争後、避難民が商売を始めたのを機に一大市場が形成された。

 同作は15日、「大阪アジアン映画祭」のクロージング作品として上映された。5月16日から日本全国で順次公開される。

 一方、円安や韓日関係の冷え込みを受け、昨年釜山を訪れた日本人観光客は47万7711人と前年に比べ8%減少した。釜山観光公社は、映画の上映を機に日本人客が増えることを期待している。

stomo@yna.co.kr

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