国連の北朝鮮人権問題報告者「反人道的犯罪の責任糾明を」
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2015.11.26 21:09
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の人権問題を担当する国連のダルスマン特別報告者は26日、ソウル市内で記者会見し、「北朝鮮で行われている反人道的犯罪に対し責任糾明が必ず必要だ」と強調した。
また、北朝鮮の人権に関する国連調査委員会が国連人権理事会に報告書を提出して2年が過ぎたが、北朝鮮の人権状況は改善していないと指摘。住民の人権を否定し抑圧する政策は変えなければならないと述べた。
ダルスマン氏は北朝鮮の人権侵害に関する情報収集などを目的に23日に来韓。来韓中に韓国関係者と「転換期的な正義の実現」について協議したと説明した。また、北朝鮮の人権問題について韓国政府に政府と市民社会との協力の必要性を訴えたと話した。
ダルスマン氏は来年3月に任期が満了となり、今回の韓国訪問が最後の公式任務になるという。
ikasumi@yna.co.kr