韓国外相が日、米外相と電話会談 安保理決議の加速めざす
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2016.02.08 10:32
韓国外相が日、米外相と電話会談 安保理決議の加速めざす
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が7日午後、岸田文雄外相と電話会談し、北朝鮮の事実上の長距離弾道ミサイル発射に対する協調策を話し合った。外交部が明らかにした。
両氏は、4回目核実験に続く北朝鮮の挑発は韓日の安保と国民の安全を深刻に脅かし、国際平和と安全に真っ向から挑むものとの認識で一致。これまでとは異なる全方位の対応を進めることにした。
国連安全保障理事会の緊急会合を機に強力で実効的な安保理決議の採択に向けた議論が加速するよう努力することでも一致した。各国がそれぞれ強力な北朝鮮制裁を取るよう、韓日、韓米日間で積極的に協力していく。
尹氏は続いて、ケリー米国務長官とも電話で会談した。北朝鮮の態度を変化させるために強力かつ実効的な制裁を導き出す方策や、安保理による新たな北朝鮮制裁決議採択を加速させる方策について話し合ったとされる。また、韓米はこの日、北朝鮮の長距離ミサイル発射への軍事的な対抗措置として米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備問題に関する協議に着手しており、これに関する意見交換もあったとみられる。
mgk1202@yna.co.kr