大規模セールイベント 免税店の売上高が大幅増=韓国
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2016.11.03 14:00
【世宗聯合ニュース】韓国の大規模ショッピング・観光イベント「コリアセールフェスタ」(9月29日~10月31日)の期間に免税店の売上高が大幅に増加したことが3日、分かった。
韓国関税庁によると、コリアセールフェスタに参加した免税店29店の売上高は1兆555億ウォン(約952億円)だった。昨年開催された外国人客対象の「コリアグランドセール」と大々的なセールイベント「韓国版ブラックフライデー」の期間(計33日)に比べ23.2%増加した。
購入客数は353万9000人で同34.7%増加した。購入客は韓国人が41.5%、外国人が58.5%だった。
売り上げへの貢献度は外国人が78.7%で圧倒的に高く、韓国人は21.3%にとどまった。中国人の貢献度が64.5%で最も高く、台湾人(3.9%)、日本人(3.1%)、米国人(1.1%)などの順だった。
イベント期間中に最も多く売れた商品は化粧品類で、かばん類、時計類が後に続いた。
韓国にある全免税店の9月の売上高は1兆453億ウォンで、前年同月比40.8%増加した。
関税庁は、全般的な景気低迷にもかかわらず免税店の業績が百貨店やコンビニエンスストアなどを上回り、内需活性化に寄与しているとの見方を示した。
hjc@yna.co.kr