韓国製機動ヘリ 半年以内の初輸出を示唆=航空宇宙産業社長
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2016.11.03 18:19
【ジャカルタ聯合ニュース】軍用機の製作などを手掛ける韓国の防衛産業大手、韓国航空宇宙産業(KAI)の河成龍(ハ・ソンヨン)社長は2日(現地時間)、インドネシア・ジャカルタで開かれた国際防衛産業展示会で聯合ニュースのインタビューに応じ、「半年以内に具体的な成果が出ることを期待する」としながら、初の韓国製機動ヘリコプター「スリオン」の輸出が秒読み段階に入ったことを明らかにした。
KAIは現在、インドネシア、タイ、イラクとスリオン約30機の輸出をめぐり協議している。
河社長は初のスリオン輸出先について「東南アジア地域になるだろう。これを皮切りに今後20~30年でスリオン500~600機を海外に輸出するのが目標だ」と話した。
スリオンは2006年に始まった韓国製機動ヘリ開発事業で開発され09年に試作機が完成、10年に初飛行に成功した。
一方、河社長は13年に韓国軍が次期戦闘機の機種にF35を選定した際、朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友の民間人女性、崔順実(チェ・スンシル)氏が介入したとする疑惑が浮上していることについて、「そうしたことは当時を振り返ってみて、起こり得ないことではないかと思う」と述べた。
sjp@yna.co.kr