広がるモバイル決済 成人の4人に1人が利用=韓国
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2016.12.25 16:10
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は25日公表した報告書で、「モバイル決済やモバイルバンキングなどモバイル金融サービスの利用が持続的に広がっている」と指摘した。
韓国銀行が6~7月に韓国全国の成人2500人を対象に調査を実施したところ、この半年以内にモバイル決済サービスを利用した人の割合が全体の25.2%を占めることが分かった。昨年の調査に比べ9.4ポイント高い。モバイル決済サービスは、携帯電話などモバイルデバイスを使って実店舗やインターネット上で商品代金を決済する。
年代別にみると30代が41.8%と最も高く、次いで40代(35.0%)、20代(33.6%)の順。
また、サービスを初めて利用した時期は「ここ1年以内」が53.7%に上った。利用頻度は「週1~2回以上」が37.3%、「月1~3回」が39.2%、「月1回未満」が23.5%だった。
実店舗でのモバイル決済サービスの利用件数は月平均5.4件で、昨年調査に比べ3.1件増えた。
モバイルデバイスで口座の残額照会や振り込みをするモバイルバンキングの利用も増えた。この半年以内に利用した人は全体の43.3%で、昨年調査に比べ6.9ポイント拡大した。
mgk1202@yna.co.kr