[芸能]イ・ビョンホン 大鐘賞でも主演男優賞
【ソウル聯合ニュース】韓国の俳優、イ・ビョンホンが27日開催された大鐘賞映画祭授賞式で、主演男優賞に輝いた。「インサイダーズ 内部者たち」での好演で受賞した。大鐘賞は韓国を代表する映画賞の一つ。
イ・ビョンホンは今年「インサイダーズ」で、青竜映画賞の主演男優賞、韓国映画評論家協会賞の男性演技賞、百想芸術大賞の映画部門男性最優秀演技賞など主要な賞を総なめにした。
1991年のデビューから26年、韓国を代表する役者に成長した。イ・ビョンホンは転機となった作品として、海外進出の道を開いた「甘い人生」(2005年)を、最も緊張した瞬間にはハリウッド進出作「G.I.ジョー」(2009年)での最初の台本読み合わせを挙げている。その後も「悪魔を見た」(2010年)、「G.I.ジョー バック2リベンジ」(2013年)などに出演した。
「インサイダーズ」のウ・ミンホ監督はイ・ビョンホンについて、「現場で見せる映画への情熱とすさまじい集中力はそのたびに私を感動させ、寒気まで感じさせるほどだった」と振り返る。
映画への情熱が演技力を備えた役者へと自身を押し上げ、今や存在感と風格を漂わせる。大鐘賞映画祭授賞式での受賞コメントでは「小さな努力が変化をつくる」と、素朴なメッセージを送った。
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