起亜自 16年通期の営業益4.6%増=新車発売やRV好調で
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2017.01.26 14:19
【ソウル聯合ニュース】韓国・現代自動車子会社の起亜自動車が26日発表した2016年通期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年比4.6%増の2兆4615億ウォン(約2410億円)だった。13年から3年連続で利益が縮小していたが、昨年は新車発売効果や多目的レジャー車(RV)の販売好調を追い風に増加に転じた。
売上高は前年比6.4%増の52兆7129億ウォン、当期純利益は同4.7%増の2兆7546億ウォン。
16年の世界販売台数は前年比1.0%減の301万8093台だった。韓国国内では、自動車に対する個別消費税の引き下げ措置終了やストライキといった悪材料にもかかわらず、1.2%増の53万3042台を販売。海外工場の生産台数は146万7284台で前年比10.7%増加した一方、輸出台数は101万7767台で15.1%減少した。
一方、同社の16年10~12月期の営業利益は前年同期比3.5%増の5322億ウォン、売上高は同1.0%増の12兆9147億ウォンとなった。当期純利益は3200億ウォンで前年同期比25.7%減少した。
起亜自動車は今年、世界で16年比5.0%増の317万台を販売する計画だ。
stomo@yna.co.kr