[芸能]イ・ヨンエ復帰ドラマ「師任堂」 滑り出し好調
[芸能]イ・ヨンエ復帰ドラマ「師任堂」 滑り出し好調
【ソウル聯合ニュース】韓国の女優イ・ヨンエの復帰作、SBSドラマ「師任堂(サイムダン) 色の日記」の第1、2話が26日夜放送され、15%を超える視聴率を記録した。
視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、SBSで26日夜10時から1、2話連続で放送された同作の1話は全国で15.6%、首都圏で16.6%を記録した。2話も全国16.3%、首都圏16.6%と視聴者の関心が集まった。
同時間帯に放送されたKBS2ドラマ「キム課長」(原題)の視聴率は7.2%、MBCドラマ「ミッシングナイン」(原題)は5.3%と集計され、「師任堂 色の日記」が圧倒的なパワーを見せつけた。
2005年に出演した映画「親切なクムジャさん」を最後に結婚・出産のため演技活動を中断したイ・ヨンエは、同作を通じて12年ぶりに女優として復帰した。ドラマ出演は2004年の「宮廷女官チャングムの誓い」以来。
イ・ヨンエは今回のドラマで朝鮮王朝時代の天才画家で、良妻賢母の鑑とされる申師任堂(シン・サイムダン)と現代の美術史学者ソ・ジユンの1人2役を演じる。
1、2話でイ・ヨンエは年を重ねても変わらない美貌と魅力で視聴者を引き付けた。ドラマ自体も現代と朝鮮王朝を行き来するストーリー展開が興味をそそる。あらゆる苦境に見舞われて四面楚歌に陥ったソ・ジユンの息詰まる状況を描いた。
師任堂とソン・スンホン扮するイ・ギョムの子供時代を演じる子役の生き生きした演技もドラマに活力を与えている。
「師任堂 色の日記」は昨年のうちに全て撮影を終えており、当初は韓国と中国で同時放送される予定だった。しかし米国の「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備に反対し、韓流コンテンツを締め出す中国の「禁韓令」の影響で何度か放送が延期された結果、韓国のみで放送が開始された。
中国を除く日本や東南アジアなどほかの地域でも放送される。
ynhrm@yna.co.kr