[インタビュー]女優・藤井美菜 韓国での活動を再開
【ソウル聯合ニュース】韓日両国で活動する女優・藤井美菜(28)が25日に放送されたSBSのバラエティー番組で韓国での芸能活動を約1年ぶりに再開した。来月には出演映画「デスノート Light up NEW world」が韓国で公開される。藤井美菜はソウル市内でインタビューに応じた。
2013年に韓国MBCのバラエティー番組「私たち結婚しました」の世界版でFTISLANDのイ・ホンギと夫婦を演じて人気を博した。昨年は韓中合作映画「もっと猟奇的な彼女」に出演した。
韓日を股にかけて活動することについては、「とても不思議でロマンティック」なことだと語る。例えば演技については、日本では感情を出さないことが礼儀だと考えて抑えているが、韓国では感情的な演技を見せることが普通だという。これだけでも、演技の幅が広がる。
嫌韓などで日本では韓流が下火になったとされるが、「多くの(韓流)ドラマが人気」だと話し、韓国での活動がうらやましがられることもあるという。
韓日の外交関係に関する質問には「とても大きな問題で答えるのが難しい」と言葉を濁したが、自身が両国で活動することで日本の人たちが韓国に興味を持つようになり、同じように韓国の人たちも日本に興味を持ってくれるようになればと願っている。
最近の韓国ドラマの一押しはケーブルチャンネルtvNの「鬼<トッケビ>」(原題)だ。コン・ユ主演の同ドラマが日本でも大きな人気になると予想する。
慶応大在学中に韓国語を学習し、さらに3年にわたり語学学校で学んだ。かつてドラマ「冬のソナタ」に熱狂した女子高生は女優として活躍の場を広げる。
韓国で間もなく公開される「デスノート」では捜査官の七瀬聖を演じた。日本の出演映画を多くの人に見てもらうとともに、自身が出演した韓国ドラマが日本で人気になればと努力を続ける。
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