LG電子が米国に洗濯機工場 年産100万台以上目指す
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2017.03.01 13:42
【ニューヨーク聯合ニュース】韓国のLG電子が米テネシー州クラークスビルに洗濯機工場を新設することが1日、分かった。同社は前日、テネシー州政府と工場新設に関する覚書(MOU)を交わした。
年内に着工し、2019年上半期(1~6月)中に生産を開始する計画だ。投資額は総額2億5000万ドル(約283億円)。年産100万台以上を目指す。
LG電子は、米国向けの製品を現地工場で生産することになれば物流コストや運送時間、関税負担を減らせるため、投資額や人件費を踏まえても現状のコスト競争力を維持できると見込んでいる。
米国での生産拡大と雇用創出を訴えるトランプ政権が発足して以降、同社は韓国企業で最も早く米工場の建設手続きに入った。サムスン電子も米国に家電工場を建設するとの報道があり、韓国の対米投資が相次ぐかどうかが注目される。
tnak51@yna.co.kr