韓国食品の輸入拒否相次ぐ 中国のTHAAD報復
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2017.03.05 11:43
【北京聯合ニュース】米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に対抗し韓国への「報復」を本格化させつつある中国で、韓国産食品に対する輸入拒否が相次いでいる。
中国メディアなどは5日、遼寧省の大窯湾出入境検験検疫局が4日、生産日と衛生証明書の日付が合わないとして韓国食品の輸入を不許可としたと報じた。
調理済み水産食品も添加物が中国の基準に合わないとして廃棄処分になった。
また、中国国家旅遊局が旅行会社に対し韓国旅行の取り扱い中止を通達したことを受け、旅行会社側が早くも通達に従う動きをみせている。
北京のある旅行会社は3日に声明を出し、韓国ツアーを全て中止すると発表した。「中韓関係が緩和したら韓国旅行を再開する」としている。
ikasumi@yna.co.kr