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韓国航空各社が中国路線を減便へ THAAD問題の影響で

記事一覧 2017.03.14 19:57

【ソウル聯合ニュース】韓国航空各社が中国路線を減便する。米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍への配備に対する報復措置として中国が自国の旅行会社に韓国旅行商品の取り扱いを中止するよう指示したことなどから需要が低下したことを受けての措置。業界関係者が14日、明らかにした。

中国行き便のチェックインカウンター=(聯合ニュース)

中国行き便のチェックインカウンター=(聯合ニュース)

 航空業界関係者によると、大韓航空は今月16日から来月23日まで、韓国と中国を結ぶ路線のうち、予約の少ない8路線について、79往復減便する。これは同期間に大韓航空が運航する中国便の6.5%に該当する。

 大韓航空関係者は「THAAD配備の影響で中国から出発する便の需要減が避けられない状況で、予約が少ない一部路線について、一時的な減便を進めることになった」とし、「今後は韓国から出発する中国行きの需要や日本、東南アジアなどの需要を伸ばすことで対応する」と説明した。

 アシアナ航空は今月15日から来月30日まで、中国便12路線の運航を合計90往復減らす。アシアナ航空関係者は「中国路線の需要変化に対し、航空機の機種や運航スケジュールを柔軟に調整すると同時に、日本や東南アジアなど需要を増やす計画」と話した。

 格安航空会社(LCC)も中国路線の減便を行う。

 韓国LCCのジンエアーは今月20日から来月30日まで、済州―上海便の運航を週7便から週4便に減らし、週2便だった済州―西安は運休する。ティーウェイ航空は仁川―青島など5路線の運航を一時中止する。イースター航空も今月15日から来月30日まで、複数の路線の運航を一時中止する。

yugiri@yna.co.kr

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