2月の失業率5.0%に悪化 7年ぶり高水準=韓国
記事一覧
2017.03.15 09:09
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が15日発表した雇用動向によると、2月の失業率は5.0%で、前年同月から0.1ポイント悪化した。2010年1月(5.0%)以来の高水準。このうち若年層(15~29歳)の失業率は12.3%で、1999年に統計を取り始めて以来、2番目に高い水準を記録した。
「体感失業率」は前年同月と同じ12.3%と集計された。これは失業率の統計には表れない、アルバイトをしながら就職活動をする人や入社試験に備える学生などを含めた雇用補助指標として示される。
2月の就業率は59.1%で、前年同月から0.4ポイント上昇した。
就業者数は2578万8000人で前年同月比37万1000人増加した。月ごとの増加幅は昨年12月に30万人を割り込んでから2カ月連続で20万人台にとどまったが、先月再び30万人台に回復した。
造船・海運などの低調な業況と構造改革で製造業の就業者数は前年同月比8万8000人減少した。
csi@yna.co.kr