高まる北朝鮮の挑発可能性 「強力な懲罰措置を準備中」=韓国外交部
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2017.03.30 15:52
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は30日、北朝鮮が来月6~7日に開催される見通しの米中首脳会談、来月15日の故金日成(キム・イルソン)主席生誕日などに合わせて核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射などの戦略的挑発を行う可能性が高いと判断していると明らかにした。
同部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は定例会見で、「軍事的防衛体制の維持はもちろん、挑発時に国連安全保障理事会(の対北朝鮮制裁)決議と独自制裁を通じて強力な懲罰的措置が迅速に行われるよう、万全の準備をしている」と強調した。
米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は、28日に北朝鮮北東部の咸鏡北道・豊渓里にある核実験場を撮影した衛星写真を分析した結果、核実験場の主要施設内に70~100人とみられる人が並んでいる様子が捉えられ、6回目の核実験を実施する可能性がさらに濃厚になったと推定した。
ynhrm@yna.co.kr