Go to Contents Go to Navigation

ネイバーが自動運転車を初公開 ソウルモーターショー 

記事一覧 2017.03.30 17:06

【高陽聯合ニュース】韓国IT(情報技術)大手のNAVER(ネイバー)が30日、ソウル近郊の国際展示場、KINTEX(京畿道高陽市)で開かれた「ソウルモーターショー」のプレスデーで開発中の自動運転車を初公開した。

ネイバーが公開した自動運転車=(聯合ニュース)

ネイバーが公開した自動運転車=(聯合ニュース)

 ネイバーは先月、国内IT企業で初めて政府から自動運転車の路上走行の許可を取得し、実際の道路で実験走行を行っている。

 この車の技術レベルは、米自動車技術者協会(SAE)による0~5段階の技術区分で第3段階に当たる。国内外で開発中の自動運転車のうち最上位で、全般的な自動運転が可能だが、緊急時には運転者が操作する段階だ。人工知能(AI)により自ら学習するディープラーニング(深層学習)技術を土台に、路上の物体や状況、位置を把握して走行ルートを決め、側面と後方の映像で車線変更が可能かどうかを判断できる。

 ネイバーは、人が運転に関与する必要のない第4段階の自動運転実現を目指して研究開発(R&D)を続けていると伝えた。

 自動運転技術の開発を担うネイバー子会社、ネイバー・ラブスのソン・チャンヒョン代表は記者会見で、自動運転車の開発目的は自動車事業への参入ではなく、「交通システムの改善や道路環境のリアルタイム情報化など」だと述べた。特に、空間に関する新たな情報サービスを見込み、自動運転車の「認知」技術に力を入れていることを明かした。

 ネイバーとネイバー・ラブスはソウルモーターショーに1000平方メートル規模の展示ブースを設け、トヨタ自動車「プリウス」をベースとする自動運転車の実物、運転者に娯楽と情報を提供する「車載インフォテインメント(IVI)」システムなどを公開した。IVIは音楽や映画、ゲーム、テレビなどの娯楽機能とカーナビ、スマートフォン(スマホ)連動機能などを備え、音声で操作できる。

 ソウルモーターショーは31日から4月9日まで開催される。

IVIの画面=(聯合ニュース)

IVIの画面=(聯合ニュース)

tnak51@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。