マレーシアから北京に移送された金正男氏の遺体 北朝鮮へ
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2017.03.31 14:40
【北京聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏の殺害事件への関与が疑われる在マレーシア北朝鮮大使館のヒョン・グァンソン2等書記官と北朝鮮の航空会社・高麗航空職員のキム・ウクイル氏が、31日未明にマレーシアから空路で経由地の北京に入り、同日午後に平壌に向け出発した。共に北京に運ばれた正男氏の遺体もこの日、中国国際航空の便で北朝鮮に向かったという。
正男氏は2月13日にマレーシアの空港で殺害され、事件の背後には北朝鮮政権がいるとの見方が多かった。マレーシアと北朝鮮は今月30日、正男氏の遺体を「北朝鮮にいる家族」に引き渡し、互いの国民の出国禁止措置を解除することで合意していた。家族とは事実上、金正恩委員長を意味するとみられる。
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