南大西洋で浸水の韓国船 救助は乗員24人中2人のみ
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2017.04.02 09:51
【ソウル聯合ニュース】南大西洋のウルグアイ付近の海域を航海中に浸水事故を起こした韓国の鉱石運搬船「ステラデイジー」(積載重量26万6141トン)は、乗員24人のうちフィリピン国籍の2人が救助されたものの残る22人の行方は分かっていない。
同船は 先月31日午後11時20分(日本時間)ごろ、「浸水した」と船会社に連絡してきた後、通信が途絶えた。
船会社によると、日本時間の2日午前6時半現在、船に搭載されていた救命ボートと救命いかだ計6隻のうち、5隻が見つかった。このうち1日夜(同)に見つかった救命いかだ1隻にはフィリピン人乗組員2人が乗っていた。
浸水時、乗員は全員救命胴衣を着けていたが、捜索活動は難航しており事故発生から30時間以上が過ぎた今も22人が行方不明の状態だ。
同船は3月26日にブラジルを出発し、ウルグアイ付近の海域(ブラジル・サントスから南東1550マイル)を航海中に事故に見舞われた。韓国人8人とフィリピン人16人が乗っていたという。
sarangni@yna.co.kr