セウォル号でまた動物の骨 遺留品も=韓国
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2017.04.02 11:09
【木浦聯合ニュース】2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没した旅客船セウォル号を積載した運搬船のデッキで2日午前、5~6センチの骨9片が見つかった。国立科学捜査研究院の関係者が確認した結果、動物の骨と判明した。
セウォル号は先月31日、木浦新港に接岸した。
現場では船長の旅券や所有者不明のかばん、カード、ボールペンなども見つかった。
骨が見つかったとの報告を受け、行方不明者の家族や遺族が現場に駆けつけたが、動物の骨であることが分かり嗚咽(おえつ)した。
セウォル号を木浦新港に移送する前の先月28日にも運搬船のデッキから骨7片が見つかり、海洋水産部は行方不明者の遺骨である可能性があると発表したが、動物の骨と確認された。当時、国立科学捜査研究院の関係者は豚の骨の可能性が高いと推定した。
海洋水産部は今月1日午後から約80人を投入し、セウォル号船体の中の泥を除去する作業を行っている。船体の下部には泥が20~30センチの高さでたまっている。
泥には遺骨や遺留品が混じっている可能性があり、国立科学捜査研究院の関係者や不明者の家族・遺族代表が除去作業に立ち会っている。
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