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セウォル号不明者捜索 国防部「遺骨発掘鑑識団支援を検討」

記事一覧 2017.04.03 11:53

セウォル号不明者捜索 国防部「遺骨発掘鑑識団支援を検討」

セウォル号事故の犠牲者を追悼
セウォル号事故の犠牲者を追悼

2014年に南西部の珍島沖で沈没した旅客船セウォル号が運搬船に載せられ木浦新港に到着し初めての日曜日を迎えた2日、同港には沈没事故の犠牲者を追悼しようと多くの市民が訪れた。黄色いリボンをフェンスにくぐりつけ犠牲者の冥福を祈る人たち=2日、木浦(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の文尚均(ムン・サンギュン)報道官は3日の定例記者会見で、2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没した旅客船セウォル号の行方不明者捜索に向け支援要請があれば、同部の遺骨発掘鑑識団の出動を慎重に検討する考えを明らかにした。

不明者の捜索待つ家族たち
不明者の捜索待つ家族たち

2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没した旅客船セウォル号を積載した半潜水式の運搬船が31日午後1時ごろ、木浦の港に到着した。船体の陸揚げ後は、今も行方不明の9人の遺体を捜索し、沈没原因をはじめとする疑惑の解明に向けて船体を調査する。接岸されたセウォル号を見つめる行方不明者の家族ら=31日、木浦(写真共同取材団=聯合ニュース)
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陸揚げ準備中のセウォル号。犠牲者の家族らが作業を見守っている=3日、木浦(聯合ニュース)

陸揚げ準備中のセウォル号。犠牲者の家族らが作業を見守っている=3日、木浦(聯合ニュース)

セウォル号 3年ぶりに港へ
セウォル号 3年ぶりに港へ

2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没した旅客船セウォル号を積載した半潜水式の運搬船が31日午後1時ごろ、木浦の港に到着した。このほど海底から引き揚げられた同船は沈没から1080日で港に入った=31日、木浦(聯合ニュース)
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セウォル号「最後の航海」
セウォル号「最後の航海」

2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没した旅客船セウォル号を積載した半潜水式の運搬船が、31日午前7時に木浦新港に向け出発した。午後2時半ごろ到着する=31日、木浦(写真共同取材団=聯合ニュース)
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 文報道官は正式な要請はまだないとしながらも、「海洋水産部の船体調査委員会から正式要請があれば、事案の重大性を勘案し、慎重に検討する予定だ」と述べた。

 海洋水産部はこのほどセウォル号を海底から引き揚げ、陸揚げの準備を進めている。陸揚げ後に、9人の行方不明者を捜索する予定だ。これに関し、海洋水産部が昨年国防部に遺骨発掘鑑識団による支援の可能性を打診したところ、国防部は関連法令を理由に難色を示したとの報道があった。

 遺骨発掘鑑識団は2000年から韓国各地で、朝鮮戦争の戦死者の遺骨発掘に取り組んでいる。ただ、軍の内外では、地上での戦死者の遺骨を発掘するのと、船体が海中にあったセウォル号の行方不明者を捜索するのとでは、作業環境が異なるとの見方もある。

mgk1202@yna.co.kr

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