北朝鮮の平昌五輪参加 規定に従い認める=韓国統一部
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2017.04.03 12:00
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は3日、北朝鮮が韓国で開かれるスポーツ大会に参加申請した場合、関連規定と手続きに従って認める方針だと明らかにした。
統一部の李徳行(イ・ドクヘン)報道官は、この日の定例会見で「北と関連して国連の北朝鮮制裁、各国の独自制裁があるが、ここに北の国際スポーツ大会への参加を禁じる規定はない」と述べた。
韓国で開かれるスポーツ大会とは、2018年平昌冬季五輪を意味する。
李報道官は「北が平昌五輪に参加するには、まず国際大会に出場して五輪の参加資格を得なければならない」とし、「その後、組織委員会の日程に従って参加選手団の予備エントリーの登録をし、来年初めまでに最終エントリーを行わなければならない」と説明した。
また、「北が平昌五輪に参加するまでに時間は十分に残っており、特別に問題になることはない」と述べた。
一方、4月に北朝鮮の大規模な政治行事が複数予定されていることに関しては「挑発の可能性についてはさまざまな見解がある」とし、「政府としては核問題の解決が非常に重要であり、(北朝鮮が)挑発を行わず、関係改善の道へ進むことを求める」と強調した。
ynhrm@yna.co.kr