北の弾道ミサイル発射を強く非難 「自滅早める」=韓国外交部
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2017.04.05 10:38
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が5日午前、中長距離弾道ミサイル「北極星2」とみられるミサイル1発を発射したことについて、韓国の外交部は「一連の(国連)安保理制裁決議に対する正面からの挑戦で、朝鮮半島だけでなく国際社会全体の平和と安全を脅かす行為であり、強く糾弾する」と非難する報道官論評を出した。
論評は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏の殺害事件にも言及。「北の政権の無謀な挑発は化学兵器を使った金正男氏の暗殺とともに国際社会の対北制裁への意志と懲罰的な措置をさらに強化させ、結局は自滅を早めるということを明確に直視しなければならない」とした。
また、「政府は国連安保理を中心にした国際連携をさらに強化する一方、韓米間の拡大抑止の実行力を向上させるための措置を加速化させるなど、強固な韓米連合防衛態勢に基づき、揺るぎなく国民の生命と国の安全保障を守っていく」と強調した。
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