長嶺駐韓大使の面会要請を拒否=韓国統一部
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2017.04.06 11:28
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部当局者は6日の会見で、85日ぶりに帰任した長嶺安政・駐韓日本大使が同部の洪容杓(ホン・ヨンピョ)長官との面会を要請したことについて、「きのう午前、面会の要請があった」とし、「日程などいろいろな事項のため、面会は難しいという立場をきのう午後(日本大使館側に)伝えた」と明らかにした。
日本政府は釜山の日本総領事館前に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として、1月9日に長嶺大使を一時帰国させたが、今月4日に帰任させた。
洪長官は通常、外国大使から面会の要請がある場合は応じている。韓国政府は国民感情などを踏まえ、政府レベルで長嶺大使との面会に応じない方針を決めたとされる。
長嶺大使は洪長官のほか、黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相や韓民求(ハン・ミング)国防部長官らにも面会を要請している。
長嶺大使は4日、ソウルの金浦空港に到着後、記者団に対し、「早速にも黄教安大統領職務代行らの要人に直接会い、(慰安婦問題を巡る)日韓合意の実施について強く求めていく考え」と述べていた。
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