崔被告の人事介入で就任の駐ミャンマー大使 辞意表明
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2017.04.07 15:53
【ソウル聯合ニュース】韓国の柳在景(ユ・ジェギョン)駐ミャンマー大使が辞意を表明したことが7日、分かった。柳氏は、前大統領の朴槿恵(パク・クネ)容疑者の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告の人事介入で大使に就任したことが明らかになっている。
外交部当局者によると、柳氏は6日に一身上の都合を理由に辞意を表明。同部は受け入れる方針だ。
サムスン電機元専務の柳氏は昨年5月、駐ミャンマー大使に就任した。それまで外交経験やミャンマーに関連する業務に携わったことがなかったため、当時から人選に疑問の声が出ていた。
政府から独立して昨年12月から今年2月まで朴容疑者と崔被告に絡む疑惑を調べた特別検察官チームの捜査では、崔被告がミャンマーでの事業で利権を得る目的で柳氏を活用するため、朴容疑者を通じ柳氏の大使任命に介入したことが判明した。
hjc@yna.co.kr