ギャラクシーS8の虹彩認証 カード会社が決済時に採用へ=韓国
記事一覧
2017.04.21 10:51
【ソウル聯合ニュース】サムスン電子のフラッグシップスマートフォン(スマホ)「ギャラクシーS8」と「ギャラクシーS8プラス」に虹彩認証技術が搭載されたことで、韓国のクレジットカード会社が決済時の本人認証に同技術を採用する予定であることが21日、分かった。
虹彩認証による決済は、スマホアプリを通じたクレジットカード決済の際にスマホに両目を近づけるだけで済み、暗証番号の入力や指紋認証を行う必要がなくなる。サムスンカード、新韓カード、ハナカード、ウリィカード、現代カードが採用を予定している。
昨年、発火問題により発売からわずか約2カ月で生産・販売が打ち切られた「ギャラクシーノート7」にも虹彩認証技術が搭載されていたが、ログインや照会サービス利用時以外の本人認証に同技術を採用したクレジットカード会社はなかった。
決済時の本人認証に同技術を導入することになったのは、セキュリティー面での安全性と利便性が高いため。暗証番号や指紋認証は盗用の恐れがあるが、虹彩認証は本人以外の利用が事実上不可能だ。
hjc@yna.co.kr