TV討論会の合計視聴率38%超 批判の声も=韓国大統領選
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2017.04.24 11:10
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(5月9日投開票)で、中央選挙放送討論委員会主催の主要政党公認候補5人による第1回テレビ討論会が23日夜、政治分野をテーマに行われた。調査会社のニールセンコリアは24日、地上波3局を含めた7局で生中継された討論会の視聴率は合計38.477%だったと発表した。
19日に公共放送局のKBSで行われ、同局が中継した討論会の視聴率は26.4%だった。
討論会には進歩(革新)系最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補と中道系「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補、保守系の旧与党「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補、保守系「正しい政党」の劉承ミン(ユ・スンミン)候補、革新系少数党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)候補が参加した。
ただ、テレビ討論会では、各候補が示した国政構想や公約、政策に対する検証や踏み込んだ討論が十分に行われず、相手の弱みを攻撃して舌戦になる場面が目立っている。このため、インターネットなどでは「レベルが低い」「幼稚すぎる」「時間の無駄」などと批判の声も上がっている。
中央選挙放送討論委員会主催の討論会は28日には経済分野、5月2日には社会分野をテーマに行われる。
kimchiboxs@yna.co.kr