韓国・慶尚北道が日本外交青書批判　独島領有権主張の撤回要求

【安東聯合ニュース】韓国・独島を行政区域に持つ慶尚北道は２５日、独島を日本固有の領土と明記した日本の２０１７年版外交青書を批判した。

　慶尚北道は論評を出し、「日本は外交青書から独島領有権の記述を直ちに撤回し、領土挑発行為をやめるべきだ」と指摘した。

　独島は歴史的、地理的、国際法的に韓国固有の領土だとした上で、「高校社会科教科書の歴史歪曲（わいきょく）に続き外交青書でも独島侵奪の野望をあらわにしたことは、日本政府の戦略的策動であり、決して座視できない」と警告した。

　また、日本政府に対し、独島に関するとんでもない主張をやめ、過去の歴史的犯罪の事実についての反省と謝罪で韓日関係の信頼構築に努めるよう促した。

　慶尚北道議会も「日本政府は外交青書で独島が日本固有の領土だとの主張を毎年繰り返しているが、独島は明らかに大韓民国固有の領土だ」と強調した。

　日本に対し、外交青書をはじめ独島領有権を主張する全ての記述を直ちに削除し、過去の歴史に対する真摯（しんし）な反省とともに未来志向的な信頼構築に向けた行動に乗り出すよう求めた。

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