[芸能]ホン・サンス監督の新作「その後」 主人公はクォン・ヘヒョ
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2017.05.08 18:40
【ソウル聯合ニュース】韓国のホン・サンス監督の長編映画「その後」(原題)のあらすじと予告編映像が、8日公開された。
同作は今月17日にフランスで開幕する第70回カンヌ国際映画祭で、最高賞のパルムドールを競う長編コンペティション部門にノミネートされている。
予告編によると、俳優のクォン・ヘヒョ扮する主人公を中心に物語が展開するものとみられる。
既婚者のボンワン(クォン・ヘヒョ)は出版社で働いていた女性と交際し別れたが、彼女を忘れられず苦しむ。ボンワンの妻(チョ・ユンヒ)はラブレターを見つけて夫の会社に向かい、その日が初出勤のアルム(キム・ミニ)をボンワンの交際相手と勘違いする。その後アルムは会社を辞めるが、しばらく後に再び戻ってくるという内容だ。上映時間は92分。
同作は2月に韓国で約3週間にわたり撮影され、ホン氏の過去の作品「秘花 ~スジョンの愛~」「次の朝は他人」に続いてモノクロ映画として製作された。また、主人公の妻の役でクォン・ヘヒョの夫人である演劇女優のチョ・ユンヒが出演した。
「その後」以外のホン氏のもう一つの新作「クレアのカメラ」(原題)は、カンヌ国際映画祭のスペシャルスクリーニング部門に招待された。
先ごろ不倫関係にあることを認めたホン氏とキム・ミニは、2月のベルリン国際映画祭に続き、カンヌにも一緒に訪問する予定だ。
ynhrm@yna.co.kr