韓流映像コンテンツが好調 主要見本市で輸出契約
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2017.05.16 12:45
【ソウル聯合ニュース】世界有数の映像コンテンツ見本市で韓国コンテンツの販売が前年を上回ったことが16日、分かった。
文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院によると、4月にフランス・カンヌで開かれた世界最大級の国際映像コンテンツ見本市「MIPTV」で、韓国企業は計3769万ドル(約42億8000万円)のコンテンツ輸出契約を結んだ。前年に比べ15.5%増加した。このうち、ドラマやバラエティなどの放送コンテンツが1529万ドルで30.5%増、アニメーションが2240万ドルで7.1%増と集計された。
また、3月に香港で開かれた映像コンテンツ見本市「香港フィルマート」でも、韓国企業は前年比7.9%増の1375万ドルの輸出契約を結んだ。
韓国コンテンツの主要輸出先である中国が、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反発して韓国コンテンツを締め出す中で、韓国の業界は輸出先の多様化に努めている。文化体育観光部の関係者も「中国市場での苦戦にもかかわらず、海外市場で大きな成果を上げたことは大変励みになる」としながら、今後も地域やジャンル、媒体などを多様化し輸出できるよう支援するとした。
mgk1202@yna.co.kr