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慰安婦被害者暮らす韓国・報恩郡にも少女像 10月目標

記事一覧 2017.05.17 08:56

【報恩聯合ニュース】旧日本軍慰安婦の被害女性が暮らす韓国中部の忠清北道報恩郡に、慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が建てられる。同郡の社会団体協議会は10月の設置を目標に、地域の市民団体による推進委員会を今月19日に発足させる計画だ。

韓国各地で少女像の設置が進められている(資料写真)=(聯合ニュース)

韓国各地で少女像の設置が進められている(資料写真)=(聯合ニュース)

 先月から募金運動を始めており、約5500万ウォン(約560万円)を集めた。

 関係者によると、慰安婦問題に積極的に取り組んできたマイク・ホンダ前米下院議員が10月に報恩郡で開かれるナツメ祭りに参加する予定で、これに合わせた少女像の除幕を検討している。

 ホンダ氏は米カリフォルニア州グレンデール市への少女像設置にもかかわり、友好関係にある同市を訪れた報恩郡首長の鄭相赫(チョン・サンヒョク)郡守と知り合った。

 一方、報恩郡の俗離山ふもとには、慰安婦被害者の李玉善(イ・オクソン)さんが暮らす。日本軍に連れて行かれ慰安婦としての生活を2年以上強いられ、1945年に植民地支配からの解放(光復)を迎えたが、生まれ故郷には戻れず、ここに定着した。毎朝、家の門に太極旗(韓国国旗)を掲げ、2010年には生活保護や慰安婦の生活安定資金を貯めた2000万ウォンを奨学金として寄付している。

 忠清北道には現在、清州と堤川に少女像がある。

釜山団体 少女像付近に壁画を計画
釜山団体 少女像付近に壁画を計画

釜山の有志でつくる団体「釜山青年キョレ(民族)運動平和の塀」は、日本総領事館前に設置された旧日本軍慰安婦被害者を象徴する少女像を守るため、付近に壁画を描く計画だと伝えた。慰安婦被害者を象徴するチョウや少女像をモチーフにした絵を描くことで、少女像の大切さを訴える方針だ。写真は釜山市内のほかの場所に同団体が描いた壁画(提供写真)=12日、釜山(聯合ニュース)
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釜山に新たな少女像を
釜山に新たな少女像を

旧日本軍による慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の東亜大(釜山市沙下区)への設置を目指す建立推進委員会が同大キャンパスで記者会見を行い、学生たちが像設置の意義などを説明した=14日、釜山(聯合ニュース)
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日本平和委員会メンバーが少女像訪問
日本平和委員会メンバーが少女像訪問

日本の平和団体「日本平和委員会」のメンバーが23日午後、釜山の日本総領事館前に設置されている旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像の元を訪れ、慰安婦問題に対する「まっとうな謝罪と賠償」を日本政府に促した=24日、釜山(聯合ニュース)
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長嶺駐韓日本大使が帰任
長嶺駐韓日本大使が帰任

釜山の日本総領事館前に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として、日本に一時帰国していた長嶺安政・駐韓大使が4日夜、帰任した。金浦空港に到着後、車に乗り込む長嶺氏=4日、ソウル(聯合ニュース)
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外交部庁舎に入る長嶺大使
外交部庁舎に入る長嶺大使

長嶺安政・駐韓日本大使が韓国外交部の林聖男(イム・ソンナム)第1次官と面会するため同部庁舎を訪問した。長嶺大使は釜山の日本総領事館前に少女像が設置されたことへの日本政府の対抗措置で1月9日に一時帰国していたが、今月4日に帰任した=10日、ソウル(聯合ニュース)
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釜山少女像巡り攻防
釜山少女像巡り攻防

韓国・釜山の日本総領事館前に設置された旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像を撤去するよう主張する韓国の30代の男性が20日、少女像の横に李承晩(イ・スンマン)、朴正熙(パク・チョンヒ)両元大統領の胸像を設置しようとして、市民らに阻止された=21日、釜山(聯合ニュース)
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mgk1202@yna.co.kr

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