【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は22日、中長距離弾道ミサイル「北極星2」の発射実験に再度成功したと報じた。実験に立ち会った金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は実戦配備を承認したという。
北朝鮮は21日午後4時59分ごろ、中部の北倉付近から弾道ミサイル1発を東に向け発射した。金委員長は現地指導を行い、「命中率が非常に高い。完全に成功した戦略兵器」と評価。これからは量産し、人民軍戦略軍に配備すべきだと強調したという。
北極星2は、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を地上配備型に改良したミサイルで、敵に察知されることなく迅速に発射できる固体燃料が使われている。
中央通信は北極星2の系列生産の準備を終えており、今回の実験は北極星2の兵器体系全般の技術を最終的に確認・検討し、部隊に実戦配備することを目的に行われたと説明した。
実験には李炳哲(リ・ビョンチョル)党中央委員会第1副部長らの党幹部や金洛兼(キム・ラクギョム)戦略軍司令官らが同行した。金委員長はこれらの幹部や国防科学者、技術者、労働者らと記念撮影を行った。
北朝鮮は2月12日に初めて発射に成功した「北極星2」を、「新たな戦略兵器体系」であり「強力な核戦略兵器」とアピールしていた。
csi@yna.co.kr