韓国ロッテ会長 初公判で起訴内容を全面否認
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2017.05.23 14:12
【ソウル聯合ニュース】サムスンやロッテグループから賄賂を受け取ったとして収賄罪などで起訴された朴槿恵(パク・クネ)前大統領の初公判が23日午前、ソウル中央地裁で開かれた。朴被告と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告側に体育施設の建設費用の名目で70億ウォン(約7億円)の賄賂を提供した罪で在宅起訴された韓国ロッテグループ会長の辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)被告も出廷し、起訴内容を全面否認した。
辛被告の弁護人は「起訴内容は事実と異なり、法理的にも疑問がある」と主張。詳細な意見は文書として提出するとした。
辛被告は「弁護人と同じ意見」と述べた。
辛被告は昨年3月、ロッテの免税店事業認可を巡って朴被告側に支援を求め、見返りとして崔被告が実質支配していた「Kスポーツ財団」に70億ウォンを提供した罪に問われている。
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