元駐韓日本大使 韓国非難する書籍出版=文大統領を反日と主張
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2017.05.29 10:28
【東京聯合ニュース】2010年8月から2年2カ月間日本大使としてソウルで勤務した武藤正敏氏が、「韓国人に生まれなくてよかった」というタイトルの書籍を出版することが分かった。
日本の悟空出版は28日、ホームページで武藤氏の著書を来月1日に出版すると明らかにした。
出版社が発表した資料によると、武藤氏はこの本で文在寅(ムン・ジェイン)大統領について「私が会ったとき、彼は北朝鮮のことしか頭になかった」と述べているという。
また「次は必ず露骨な反日政策を執って来るだろう。そのとき日本は毅然と臨むべきだ。そして、日米とのすきま風が韓国をさらなる窮地に追い込むだろう」とも主張した。
武藤氏は今年2月にも週刊ダイヤモンドに「『韓国人に生まれなくて良かった』元駐韓大使が心底思う理由」との文章を寄稿し、高い教育熱やし烈な大学入試の競争、就職難、結婚難、老後の生活の不安など、韓国社会の否定的な面だけを強調して論争を呼んだ。
2012年10月まで駐韓大使を務めた武藤氏は、在任期間中に李明博(イ・ミョンバク)元大統領の独島訪問によって韓日関係が最悪の状況に至り、日本に一時帰国したこともあった。
ynhrm@yna.co.kr