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北朝鮮ミサイル発射の経済への影響を点検 韓国政府

記事一覧 2017.05.29 16:41

【世宗聯合ニュース】韓国政府は29日、経済関係機関による合同点検会議を開き、北朝鮮の弾道ミサイル発射による悪影響が金融市場など経済にみられる場合は迅速に対応する方針を決めた。

 企画財政部が開いた同会議には、金融委員会、韓国銀行(中央銀行)、金融監督院、国際金融センターなどの関係者が出席した。北朝鮮のミサイル発射が金融市場や実体経済に及ぼす影響などについて意見交換し、今後の方針などを協議した。

 北朝鮮はこの日早朝、東部の元山付近から東に向けスカッド系列とみられる弾道ミサイルを発射した。弾道ミサイルの発射実験は今年9回目で、韓国で今月、文在寅(ムン・ジェイン)政権が発足してからは3回目となる。

 政府はミサイル発射の報道があってから、株式市場や外国為替市場などで直接的な影響はみられないとしている。北朝鮮の挑発が金融市場に及ぼした影響はこれまでも一時的、または限定的だったと説明した。

 ただ、今後北朝鮮がさらに挑発を行うことで、関連国がこれまでと異なる対応を取る可能性もあり、市場の動向などを24時間体制で監視していくことを決めた。

videos 金正恩体制5年間で弾道ミサイル31発発射(7月28日)
金正恩体制5年間で弾道ミサイル31発発射(7月28日)

≪父親の約2倍≫  北朝鮮は金正恩(キム・ジョンウン)体制になってからの5年間で弾道ミサイル31発の発射実験を行い、これに少なくとも1100億ウォン(101億8000万円)以上を費やしたと分析された。  北朝鮮は金正恩体制下でスカッド(射程300~1000キロ)16発、ノドン(同1300キロ)6発、ムスダン(同3500~4000キロ)6発、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)3発と、弾道ミサイルだけで31発を発射している。   金正恩朝鮮労働党委員長の父親、金正日(キム・ジョンイル)総書記による支配体制の17年間で発射された弾道ミサイル16発の約2倍に上る。  金党委員長が弾道ミサイルの発射にこだわる背景について国防部は、「核搭載ミサイルの性能を高めることが目的」と説明した。 (2016年7月28日、聯合ニュース) ≪韓国国内でのみ使用。転載・転用禁止≫ (END)

videos 北朝鮮がまた弾道ミサイル 約60キロ飛行(4月5日)
北朝鮮がまた弾道ミサイル 約60キロ飛行(4月5日)

≪韓国軍当局≫  韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮は5日午前6時42分ごろ、東部の咸鏡南道・新浦付近から東海に向けて弾道ミサイル1発を発射した。ミサイルの種類についてはまだ正確な分析が出ていない。飛距離は約60キロ。  韓米軍当局が詳しい情報分析を進めており、韓国軍は北朝鮮の挑発動向を注視しながら、万全の態勢を整えているという。  共同通信も「北朝鮮から弾道ミサイルが発射されたもようだ」との防衛省幹部の言葉を伝えた。  今回のミサイルは地上から発射された上、飛距離が短いため、大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の可能性は高くないとみられる。  韓国青瓦台(大統領府)は同日午前8時半から金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長の主宰で国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、対応を協議している。黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相も行事出席を取りやめ、北朝鮮のさらなる挑発の可能性に対し備えを強化するよう指示した。  北朝鮮は先月22日に中距離の「ムスダン」とみられる弾道ミサイルの発射を試みたものの、失敗している。今回の発射はそれからわずか2週間しか経っておらず、米国で開かれる米中首脳会談を前にした武力誇示との見方が出ている。今月6日から米国で開かれる同会談では北朝鮮の核・ミサイル問題が重点的に取り上げられる見通しだ。トランプ米政権が北朝鮮に対する超強硬策を示唆していることから、北朝鮮は神経をとがらせている。 (2017年4月5日、聯合ニュース) (END)

videos 北朝鮮 弾道ミサイル発射実験の写真公開(5月15日)
北朝鮮 弾道ミサイル発射実験の写真公開(5月15日)

≪「火星12」の実験成功と主張≫  北朝鮮が、14日に行った弾道ミサイル発射の様子を収めた写真を公開した。  北朝鮮は写真公開に先立ち、今回のミサイル発射は新型地対地の中長距離弾道ミサイル「火星12」の発射実験で、実験に成功したと明らかにした。  ミサイルが予定された飛行軌道に従い、高度約2100キロまで上昇後、787キロの先の公海上に設定した目標水域を正確に打撃したと主張。発射実験には金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が立ち会ったと伝えた。  また、このミサイルに大型核弾頭の搭載が可能だと説明した。 (2017年5月15日、聯合ニュース) (END)

videos 北朝鮮 弾道ミサイルの発射映像を公開(5月16日)
北朝鮮 弾道ミサイルの発射映像を公開(5月16日)

≪朝鮮中央テレビが報じる≫  北朝鮮の朝鮮中央テレビは15日、前日行われた弾道ミサイル発射実験の映像を公開した。  実験翌日に映像を公開したのは、ミサイル技術開発に対する自信の表れとみられる。 (2017年5月16日、聯合ニュース) (END)

金正恩氏がミサイル発射を視察
金正恩氏がミサイル発射を視察

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は30日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の立ち会いのもと、新たに開発した精密誘導システムを導入した弾道ミサイルの発射実験を行ったと伝えた。29日のミサイル発射を指すとみられる=30日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
(END)

新型の地対空迎撃兵器試射「合格?」
新型の地対空迎撃兵器試射「合格?」

北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が「新型の反航空(地対空)迎撃誘導兵器体系」の試射を視察したと報じた。今回の試射は昨年に実戦配備された地対空迎撃ミサイルの性能改善を確認するために行われたとみられる。金委員長は昨年の実験で確認された一部の欠陥も完璧に改善され命中率も高まったとし、「合格」と評価したという=28日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
(END)

弾道ミサイル発射に大喜び
弾道ミサイル発射に大喜び

北朝鮮・朝鮮労働党機関紙の労働新聞は22日、中長距離弾道ミサイル「北極星2」の発射実験に再度成功したと報じた。北朝鮮は21日午後4時59分ごろ、中部の北倉付近から弾道ミサイル1発を東に向け発射した。立ち会った金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は実験の成功に満足感を示し、実戦配備を承認したという。北極星2は、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を地上配備型に改良したミサイルで、迅速に発射できる固体燃料が使われている。北朝鮮は2月12日に北極星2の発射に初めて成功したとしている=22日、ソウル(聯合ニュース)
(END)

新型の地対空迎撃兵器試射
新型の地対空迎撃兵器試射

北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が「新型の反航空(地対空)迎撃誘導兵器体系」の試射を視察したと報じた。今回の試射は昨年に実戦配備された地対空迎撃ミサイルの性能改善を確認するために行われたとみられる。金委員長は昨年の実験で確認された一部の欠陥も完璧に改善され命中率も高まったとし、「合格」と評価したという=28日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
(END)

yugiri@yna.co.kr

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