文大統領が情報機関トップに任命状 改革を注文
記事一覧
2017.06.01 20:41
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、情報機関・国家情報院(国情院)の新院長、徐薫(ソ・フン)氏に任命状を授与し、改革実行を注文した。
国情院の改革を大統領選の公約に掲げていた文大統領は「完全な改革策は今後さらに論議し方向を模索すべきだが、まずは国内政治への介入を徹底的に禁じるべきだ。国民と何度も約束したので必ず進めてもらいたい」と強調した。
続けて、「改革は痛みを伴うが、その過程を経た後は国民から信頼される情報機関、世界的に認められる機関に生まれ変わることができるだろう」と述べた。
また、いずれは韓国が北朝鮮の態度を変化させ、態度変化による核の廃棄や南北関係の根本的な大転換も遂げなければならないという点においても国情院の役割は多いと話した。
hjc@yna.co.kr