【公州聯合ニュース】韓国中部、忠清南道公州市の高校4校の生徒501人が先ごろ3~5日間の日程で日本を訪れ、百済文化ゆかりの地を巡った。同市が7日、伝えた。生徒らは東大寺や法隆寺など、奈良や大阪、京都の史跡を探訪した。
生徒らの訪日は公州市の歴史探訪プログラムによるもの。市は百済文化の影響を受けて花開いた日本の文化に接する機会を提供するため、市内の高校生を対象とする訪日プログラムを先月9日から実施している。参加費の一部を市が支援する。今秋には別の3校の生徒が訪日する予定だ。
市の関係者は「生徒たちが日本で百済のきらびやかな文化遺産を目にし、友人たちと良い思い出をつくる機会になったと思う」と話している。
公州市は百済の古都で、2015年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産に登録された百済歴史遺跡地区の一部が市内にある。
tnak51@yna.co.kr