配備済み発射台 韓国「撤去の理由ない」=環境評価に絡み
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2017.06.07 15:53
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の高官は7日、米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の配備に伴う環境影響評価と関連し、南部の慶尚北道・星州にすでに配備されたTHAADの発射台2基とXバンドレーダーを「環境評価のために撤去する理由はない」と述べた。配備地では現在、小規模な環境影響評価が実施されているが、2基の発射台などはそのまま配備されていると説明した。記者団に語った。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は先ごろ、手続きの面で国民全てが納得できるよう、THAAD配備地に対し法令にのっとった適正な環境影響評価を新たに実施することを国防部に指示した。
一方、韓国に追加で搬入された発射台4基の星州への配備が可能かどうかについて、この高官は「環境影響評価の完了後に決定される」と述べるにとどめた。
tnak51@yna.co.kr