韓国・光州南部に「平和の少女像」設置へ 今夏の除幕目指す
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2017.06.07 16:57
【光州聯合ニュース】韓国南西部の光州市南区に、旧日本軍慰安婦の被害者を象徴する「平和の少女像」が設置される。同区は7日、「世界慰安婦の日(8月14日)」に合わせた除幕を目指し、像の設置を推進すると発表した。
同区長や区議会議長ら45人が代表委員を務める「平和の少女像建立推進委員会」が9日に発足式を開き、設置費を工面するための募金活動などに取り組む。
発足式では、同委員会の常任執行委員長が慰安婦問題の解決に向けた真相解明、日本の謝罪と法的賠償、歴史教科書への記述、慰霊塔や史料館の建立、責任者の処罰など七つの要求案を提示する。
「世界慰安婦の日」は、1991年8月14日に慰安婦被害者の故金学順(キム・ハクスン)さんが初めて自身の被害を公の場で証言したことを記念する日で、2012年末に開かれた旧日本軍の慰安婦問題解決に向けた「アジア連帯会議」で制定された。
tnak51@yna.co.kr