韓国当局が古里原発1号機の停止を議決 初の廃炉事例
記事一覧
2017.06.09 15:41
【ソウル聯合ニュース】韓国の原子力安全委員会は9日の会議で、国内で最初に稼働した商用原発の古里原発1号機(釜山市、出力約58万7000キロワット)について、19日午前0時をもって永久停止とすることを議決した。韓国の商用原発で初の廃炉事例となる。
原発を運営する韓国水力原子力は同機の運転停止後、核燃料を冷却し、2022年から本格的な解体作業に入る計画だ。停止直後、原子炉内の使用済み核燃料は全て貯蔵プールに移される。
古里1号機は1978年4月に商業運転を開始。2007年の設計寿命(30年)満了後、寿命が10年延長されていた。運転停止後は使用済み核燃料の安全な管理が重要な課題になる。
tnak51@yna.co.kr