海外で韓国語学ぶ小中高生 5年で8割増=学校数は日本がトップ
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2017.06.09 16:47
【ソウル聯合ニュース】世界で韓国語を第2外国語として学ぶ小・中・高校生は約11万5000人で、5年間で約5万人増加したことが9日、分かった。
韓国で学習塾などを運営する鍾路学院ハヌル教育が韓国教育部の資料を分析した結果によると、韓国語クラスを開設した外国の初・中等学校(高校を含む)は2011年の695校(22カ国・地域)から昨年には1309校(27カ国・地域)と88.3%増加した。
生徒数も6万4611人から11万5335人へと78.5%増えた。特に中国は、韓国語クラスの生徒数が100人(3校)から2741人(19校)と27倍以上の爆発的な増加を示した。
韓国語クラスを開設した学校が最も多い国は日本(548校)で、米国(155校)、タイ(82校)、台湾(74校)、オーストラリア(70校)などが続いた。
外国人を対象にした韓国語能力試験(TOPIK)の申込者は初年度(1997年)の2692人から2012年には15万1066人、昨年は25万141人と年々増加を続けている。
鍾路学院ハヌル教育の関係者は「韓流ブームと韓国企業の競争力強化、国家の地位向上などの影響で韓国語を学ぶ生徒が増加したとみられる」とし、「韓国語を学ぼうとする生徒はさらに増える見通しだ」と述べた。
ynhrm@yna.co.kr