米高官の訪朝で米国人解放 「人道活動」と拡大解釈警戒=韓国
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2017.06.14 16:15
【ソウル聯合ニュース】韓国の外交部当局者は14日、米政府高官が訪朝して協議を行い、北朝鮮に拘束されていた米国人大学生オットー・ワームビア氏が解放されたことについて、「純粋な人道的次元の活動」との認識を示した。
同当局者は「韓米両国はこれまで北の米国人拘束者問題と関連し、緊密に意思疎通してきた」と述べた。
ワームビア氏の解放を巡る米朝間の協議を北朝鮮核問題に関する対話の再開と関連付ける見方に否定的な考えを示したものとみられる。
北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の米国首席代表、ジョセフ・ユン国務省北朝鮮担当特別代表は米ニューヨークやノルウェーのオスロで北朝鮮側と事前接触した後、今月12日に平壌を訪問。約17カ月間拘束されていたワームビア氏の解放を実現させた。
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