北朝鮮のテコンドー演武団32人 訪韓を申請=近く承認へ
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2017.06.15 19:27
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部は15日、南部の茂朱で24日に開幕する世界テコンドー連盟(WTF)主催の世界テコンドー選手権大会に参加するため、北朝鮮のテコンドー演武団32人が送ってきた訪韓申請書を受け付けたと明らかにした。
統一部当局者によると、32人は北朝鮮が主導する国際テコンドー連盟(ITF)所属で、「国際大会に関する慣例を検討し、近く承認するかどうかを決める」という。
韓国当局は3月に北東部の江陵で開かれたアイスホッケー女子の世界選手権4部に相当するディビジョン2Aへの北朝鮮参加を承認しており、今回も承認するとみられる。
演武団は計36人だが、張雄(チャン・ウン)国際オリンピック委員会(IOC)委員兼ITF名誉総裁、李勇鮮(リ・ヨンソン)ITF総裁らの32人が北朝鮮籍という。
承認すれば、演武団は23日に金浦空港に到着し、4回の公演を披露した後、7月1日に出国する。
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