THAAD配備 「覆す意図ない」=韓国外相
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2017.06.26 14:28
【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は26日、ソウル市内で開かれたフォーラムであいさつし、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備問題について、「(韓米)同盟の決定」であり、「(配備決定を)覆す意図はない」と強調した。
また、「THAAD配備先の環境影響評価は国内の手続きによるもので、(配備)決定の撤回を意味しない」として、「手続き的な妥当性を確保しながら、THAAD配備に対する大衆の支持を強化し、将来の韓米同盟を強化していく」と述べた。
THAADは3月に発射台2基が韓国南部・星州の米軍基地に配備され、4月に新たに4基が搬入されたが、5月に発足した文在寅(ムン・ジェイン)政権は1年程度がかかる環境影響評価を実施してから追加配備を決める方針を表明。米国側は本格配備が遅れていることに不満を漏らしている。
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