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韓国 けさのニュース(6月30日)

記事一覧 2017.06.30 10:00

◇文大統領 米議会指導部に「THAAD問題の危惧捨てて」

 訪米中の文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領は29日午前(米東部時間)、米議会議事堂で上下両院の指導部と相次ぎ面会し、「私や政府がTHAAD(米最新鋭地上配備型迎撃システム『高高度防衛ミサイル』)の(韓国)配備を覆す意思を持ち手続きをするのではないかと危惧(きぐ)しているのなら、危惧を捨ててもらっていい」と述べた。文大統領は「韓国は米国と同じ民主国家であり、民主的、手続き上の正当性は必要だ」と理解を求めた。

首脳会談を控える文大統領(左)とトランプ大統領(イメージ)=(聯合ニュース)

首脳会談を控える文大統領(左)とトランプ大統領(イメージ)=(聯合ニュース)

◇文大統領とトランプ氏 ホワイトハウスで初対面

 文在寅大統領が29日午後(米東部時間)、米ワシントンのホワイトハウスを訪れ初めてトランプ米大統領と会い、レセプション、夕食会に出席した。この日午後6時、文大統領はホワイトハウスの玄関前で車を降りると、待っていたトランプ大統領とすぐに笑顔で握手を交わした。トランプ大統領は握手と同時に左手で文大統領の右肩に軽く触れ、文大統領も左手をトランプ大統領の右ひじに軽く添えた。握手は4秒ほどだった。玄関前での記念撮影を終えると、両首脳は並んでホワイトハウスに入り、文大統領の妻の金正淑(キム・ジョンスク)夫人とメラニア夫人が後に続いた。続くレセプションの席でも、文大統領はトランプ大統領の右側に座り、両首脳は記者団を前に明るい表情で再び握手を交わした。偶然にも、両首脳は共に青いネクタイを締めていた。首脳会談は30日午前(日本時間同夜)にホワイトハウスで開かれる。会談結果を両首脳がメディア向けに共同発表する予定だ。

◇韓米日首脳 独でのG20会議を機に夕食会

 文在寅大統領が7月6日にドイツのハンブルクで、トランプ米大統領、安倍晋三首相との3カ国首脳による夕食会に出席する。青瓦台(大統領府)関係者が29日、明らかにした。同地で主要20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれるのを機に、初めて3カ国首脳だけで集まる。

◇来年度の最低賃金 法定審議期間内に妥結せず

 2018年度(1~12月)の1時間当たり最低賃金の確定を目指し、最低賃金委員会が法定審議最終日の29日午後、6回目の全員会議を開いたが、合意には至らなかった。労働界は今年度比54.6%引き上げの1万ウォン(約978円)、使用者側は2.4%上昇の6625ウォンをそれぞれ提示している。今年も法定審議期間内に妥結することができなかった。

◇米政府 北朝鮮と取引の中国の銀行を制裁対象に

 米財務省は29日(現地時間)、中国の銀行1行がマネーロンダリング(資金洗浄)で北朝鮮を支援したとして米金融機関との取引を全面的に中断する措置を発表した。北朝鮮と取引した中国人2人と中国企業1社も制裁対象にした。北朝鮮の核・ミサイル開発阻止に向けた米国の本格的な中国に対する締め付けであり、北朝鮮へ一層強力な圧力を加えようという中国へのメッセージが込められている。

◇大統領息子の疑惑捏造した野党党員逮捕

 ソウル南部地検は29日夜、中道系野党「国民の党」の女性党員、イ・ユミ容疑者を公式選挙法上の虚偽事実公表の疑いで逮捕した。イ容疑者は大統領選(5月9日投開票)で、大統領候補だった文在寅氏(現大統領)の息子の就職を巡る特別待遇疑惑を捏造(ねつぞう)した疑いがもたれている。

◇テコンドー 今度は韓国側が9月に平壌で初演武

 韓国が主導する世界テコンドー連盟(WTF)が、9月に北朝鮮・平壌で開かれる国際テコンドー連盟(ITF)世界選手権大会の開会式などで演武を披露する。WTF関係者が30日、ITFと合意したことを明らかにした。ITFは北朝鮮が主導しており、WTF創設44年にして平壌での演武は初めて。9月16~20日に平壌を訪問予定だ。一方、ITF所属のテコンドー演武団は6月に韓国で開かれたWTF主催の世界テコンドー選手権大会で演武を行った。

◇米南部で初の少女像除幕へ

 米ジョージア州ブルックヘブン市内の公園で30日午前(現地時間)、旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が除幕される。米南部では初めての少女像設置で、韓国系市民団体が推進してきた。一方、日本の駐アトランタ総領事が慰安婦被害者は売春婦だったという趣旨の発言をするなど、日本側は少女像設置に強く反対している。

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