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韓国 きょうのニュース(7月4日)

記事一覧 2017.07.04 18:00

◇北朝鮮「ICBM発射に成功」と発表

 北朝鮮は4日午後3時(日本時間同3時半)、「特別重大報道」で大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の発射実験に成功したと発表した。前日の3日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が発射を命令したという。報道は「弾道ロケット『火星14』は4日午前9時(平壌時間)、北西部地帯から発射され、予定された飛行軌道に沿って39分間飛行し、東海公海上の設定された目標水域を正確に打撃した」と伝えた。

ソウル駅で北朝鮮の発表を報じるニュースを見つめる市民=4日、ソウル(聯合ニュース)

ソウル駅で北朝鮮の発表を報じるニュースを見つめる市民=4日、ソウル(聯合ニュース)

◇文大統領 北の弾道ミサイル発射を非難

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日正午、北朝鮮が同日午前に弾道ミサイルを発射したことを受けて国家安全保障会議(NSC)全体会議を開き、「核とミサイル開発に執着する北の政権の無謀さがあらためて明らかになった」と述べた上で、「無責任な挑発を強く糾弾する」と非難した。ミサイルについては「韓米当局の初期判断では中長距離ミサイルとされるが、ICBMの可能性も念頭に置き、詳しく分析している」とした上で、ICBMの場合は相応の対応策を講じる意向を示した。

◇検察トップ候補に文武一・釜山高検長

 文大統領は4日、検察トップの検事総長候補に文武一(ムン・ムイル)釜山高検長(55)を指名した。青瓦台(大統領府)報道官は記者会見で文武一氏について「緻密で温和な人柄で検察内部での信望が厚い。検察改革という使命も立派に果たすだろう」と説明。大検察庁(最高検)中央捜査部1課長、ソウル中央地検特捜1部長などを歴任し、これまでに大型不正事件を法と原則に基づいて厳正に処理してきたと紹介し、「不正腐敗の根絶という国民の要求に応える適任者」と評した。

◇最大野党 女性家族相候補の安保観を批判

 女性家族部の長官候補に指名された鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)元成均館大教授の国会人事聴聞会が4日開かれ、鄭氏の適性を巡って与野党が攻防を繰り広げた。保守系最大野党「自由韓国党」は鄭氏が2010年の北朝鮮による韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件について、北朝鮮の犯行を否定する活動を行ったと指摘。「国家観と安全保障観について疑問が多い」と批判した。

◇文大統領 安倍首相と7日に初会談

 文大統領が主要20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれるドイツ・ハンブルクで7日午前(現地時間)に安倍晋三首相と初の首脳会談を行う。青瓦台が4日発表した。文大統領の就任後、両国は文大統領と安倍首相による電話会談や特使の相互派遣を通じ、首脳会談の早期開催の必要性で一致していた。

◇補正予算案 1カ月越しで審議始まる

 閣僚人事を巡る与野党の対立を受け1カ月にわたり審議がストップしていた若者の雇用対策を柱とする補正予算案の国会常任委員会別の審議がようやく始まった。最大野党の自由韓国党は出席しなかったものの、与党「共に民主党」は中道系「国民の党」、保守系「正しい政党」の協力を得て、補正予算案の早期可決に向け総力を挙げる方針だ。

◇サッカー韓国代表の新監督に申台龍氏

 大韓サッカー協会は4日、サッカー韓国代表の新監督を2016年のリオデジャネイロ五輪代表とU―20(20歳以下)代表を率いた申台龍(シン・テヨン)氏(46)に決定したと発表した。協会はこの日、技術委員会を開き、成績不振のため先月監督を解任したシュティーリケ氏の後任に申氏を選んだ。申氏はリオ五輪で韓国代表の指揮を執り準々決勝進出に導いたほか、先月終了した国際サッカー連盟(FIFA)U―20ワールドカップ(W杯)でもチームを決勝トーナメントに進出させ指導力が認められていた。

申台龍監督(資料写真)=(聯合ニュース)

申台龍監督(資料写真)=(聯合ニュース)

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