６月の外貨準備高 再び過去最高を更新＝韓国
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2017.07.05 06:00
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行（中央銀行）が５日に発表した６月末現在の外貨準備高は３８０５億７０００万ドル（約４３兆６５３億円）で、前月末に比べ２１億１０００万ドル増加した。２月から４カ月連続で増え、５月末（３７８４億６０００万ドル）に続き２カ月連続で過去最高を更新した。韓国の外貨準備高が３８００億ドルを超えたのは今回が初めて。
韓国銀行は外貨資産の運用収益増加したことに加え、ユーロなどドル以外の外貨建て資産のドル換算額が増加したためと分析した。
項目別では有価証券が３５２２億６０００万ドルで前月比２０億ドル増加した。預金は１８７億６０００万ドルで１億ドル増加し、国際通貨基金（ＩＭＦ）特別引き出し権（ＳＤＲ）は３０億ドルで２０００万ドル増えた。
ＩＭＦリザーブポジションは１７億５０００万ドルで１０００万ドル減少した。金保有は２０１３年２月から変動がなく、４７億９０００万ドルとなっている。
韓国の外貨準備高は５月末時点で前月より順位を一つ下げ、世界９番目の規模となった。１位は中国の３兆５３６億ドルで、日本（１兆２５１９億ドル）、スイス（７６４３億ドル）、サウジアラビア（５００２億ドル）、台湾（４４０３億ドル）、ロシア（４０５７億ドル）、香港（４０２７億ドル）、インド（３８０１億ドル）と続いた。
yugiri@yna.co.kr
