韓独大統領が会談 北朝鮮非核化へ緊密協力で一致
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2017.07.06 00:07
【ベルリン聯合ニュース】ドイツを公式訪問している韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は5日(現地時間)、ベルリンの大統領官邸でシュタインマイヤー大統領と会談した。両大統領は朝鮮半島情勢や両国関係などについて意見交換したほか、北朝鮮の非核化を推し進めるために、緊密に協力し、意思疎通を図っていくことで一致した。
文大統領は先週末の韓米首脳会談の結果や北東アジア情勢について説明するとともに、ドイツ政府が北朝鮮核問題を含む朝鮮半島問題で韓国政府を全面的に支持していることに謝意を示した。
今年2月に大統領に就任したシュタインマイヤー氏は外相時代に2度訪韓しているほか、韓国と7度の外相会談を行っている。朝鮮半島の統一問題にも強い関心を持っていることで知られる。会談では経済分野での韓国との協力にも期待を寄せた。
文大統領は欧州が分裂と対立を克服して統合を成し遂げたことを評価。特にドイツ政府が歴史に対する真摯(しんし)な謝罪によって欧州の平和と統合の中心になったことに言及しながら、北東アジアの平和と協力にとっても教訓に成り得ることを強調した。
これに対し、シュタインマイヤー氏はドイツが欧州統合を通じて国際社会の一員になったと説明しながら、北東アジアにも信頼と対話のメカニズムが根付くよう期待していると述べた。
sarangni@yna.co.kr